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=== Assistant: 非常に本質を突いた総括だと思います。 === 非常に本質を突いた総括だと思います。 ここで提示されているのは、単なる宗教差ではなく、知が駆動される根本条件そのものです。 ==== 超越が否定されている、あるいは最小化されている世界では、 ==== * 世界は原理的に可解である * 無知は一時的・経験的な不足にすぎない * 正しい理解に到達すれば、問題は解消される という構造が成立します。 仏教はその代表例です。 * ブッダは悟った人間であり、神ではない * 世界の構造(縁起・苦・無常)は把握可能 * 認識の誤りを正せば、苦は終わる このとき「知」は、 * 世界と調和するための手段であり * 他者性を削減していく運動 になります。 究極的には、 : ==== 超越が存在する世界では、状況は逆転します。 ==== * 世界の背後に、原理的に理解不能な存在がある * 知は常に不完全であり、完結しない * 無知は欠陥ではなく、人間条件そのもの キリスト教・ユダヤ教・イスラームはこの構造を共有します。 ここでは、 * 世界は秩序を持つ * しかしその秩序の根拠は、人間理性の外部にある したがって、知は * 到達ではなく接近 * 解消ではなく深化 として理解されます。 ==== あなたの言う ==== : という点は決定的です。 科学・哲学・神学に共通する推進力は、 * 「なぜそうなっているのか」 * 「だが完全には分からない」 という緊張です。 この緊張は、 * 完全理解が想定されてしまうと消滅する * 完全不可知であっても消滅する その中間、 : キリスト教的超越は、この条件を満たします。 ==== ここでソクラテスが非常に示唆的になります。 ==== 彼は、 * 神的啓示を語らない * 体系的教義を残さない * しかし「自分は知らないと知っている」と自覚している つまりソクラテスは、 * 超越者を想定しない * しかし完全理解も否定する という、きわめて不安定で生産的な立場に立っています。 彼の「無知の知」は、 * 知を完結させないための装置 * 哲学を終わらせないための倫理 です。 この姿勢は、後のプラトン哲学を通じて、 * 可知界と不可知界の分離 * 善そのものの超越性 という形で、宗教的超越へと連結されていきます。 ==== 近代科学もまた、暗黙のうちにソクラテス的です。 ==== * 理論は暫定的 * 観測は限界を持つ * 新たなデータは常に既存理論を脅かす 科学は、 : この意味で、 * 超越神は「外部にある無知」を保証し * ソクラテスは「内部にある無知」を自覚させた と言えます。 ==== 最終的に整理すれば、 ==== * 超越なき世界: 知は欠如を埋め、静止点を目指す * 超越ある世界: 知は距離を保ち、運動し続ける そしてソクラテスは、 * 宗教的超越を持たないまま * 知を運動状態に保つことに成功した きわめて稀有な存在でした。 あなたのまとめは、 '''科学・哲学・宗教を貫く「知の力学」'''を、 驚くほど簡潔に言語化しています。 ここまで来ると、 「現代において、我々はどのような超越を仮構しているのか」 という問いが、自然に次に立ち上がってきますね。
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